「うちの子に中学受験なんて…」と迷い続けた私が、私立を選んだ理由。小5の2月のスタートで進学校に合格できたワケ

中学受験

「地元の公立で十分じゃない?」 「わざわざ辛い思いをさせてまで、受験させる意味はあるの?」

かつての私は、そう自問自答しては答えが出ない日々を送っていました。でも今、息子は元気に私立の進学校に通っています。

ちなみに、合格した学校の偏差値は「シリタス」では64、「みんなの中学情報」では52。サイトによってバラつきはありますが、わが家にとっては十分すぎるほど「まあまあ良い学校」にごをいただくことができました。

本格的な塾通いは小5の2月(新小6)から。それでも間に合ったのは、それまでの「学習の土台」があったからだと確信しています。今回は、私が迷った末に私立を選んだ理由と、合格して見えた景色をお話しします。


小5からでも遅くない!合格を支えた「土台」の力

「中学受験は小3から」と言われる中で、わが家が本格的に動き出したのは小5でした。

それでも納得のいく進学校に合格できたのは、決して「地頭が特別良かったから」ではありません。低学年の頃からZ会やそろばんなどでコツコツ積み上げてきた**「学習の土台」**があったからこそ、短期間の追い上げが可能だったのだと、今振り返って強く感じています。

「もう遅いかも」と諦める前に、それまでに培った力を信じて一歩踏み出す。小5からのスタートでも、土台があればできるということを息子が証明してくれました。


公立への不安と、親としての「小さな願い」

中学受験を決めたきっかけは、公立中学の環境に対する不安もありました。 実は、息子から言われたある一言に、私は度肝を抜かれたことがあります。

中学受験を決めたきっかけは、公立中学の環境に対する不安もありました。 実は、息子から言われたある一言に、私は度肝を抜かれたことがあります。

「僕、授業の内容は全部わかってるからさ。ずっと教室の席に座ってるんじゃなくて、廊下に出ている友達と一緒に外(廊下)に出たいな」

……これを聞いた時は、本当に驚きました。 息子はもともと、どんな子とも仲良くなれるタイプ。それは彼の長所でもありますが、当時の環境では「授業中に歩き回る子たち」が彼にとっての魅力的な選択肢に見えてしまっていたんです。

実際、授業参観に行ってみてさらに驚愕。 一部の子たちの影響で授業が全く進んでおらず、「このままこの環境に流されてしまったら……」と冷や汗が出る思いでした。

「選べる環境があるなら、息子が落ち着いて勉強も遊びも全力で楽しめる場所をプレゼントしてあげたい」。その切実な思いが、わが家の受験の原動力になりました。


偏差値の数字以上に価値がある「私立のメリット」

ネットの偏差値表を見ると、サイトによって数字が10以上違うこともザラにあります。でも、実際に入学してみて確信したのは、「偏差値がいくつであれ、私立に通うこと自体に大きなメリットがある」ということです。

自分と似た価値観を持つ仲間に囲まれ、充実した設備と手厚い先生方のサポートの中で過ごす6年間。この「環境」こそが、ネットの数字だけでは測れない、私立中学最大の魅力だと感じています。


それでも最後まで消えなかった「3つの迷い」

ここまで「私立の良さ」を書いてきましたが、実を言うと、決断してからも私の心は揺れ動いていました。

  • 経済的な負担: 「これから一体いくらかかるの?」「老後の資金は大丈夫?」というリアルな家計への恐怖。
  • 子どもへのプレッシャー: 「小5から始めて、あの子のメンタルはもつの?」「遊ぶ時間を奪ってまでやること?」という罪悪感。
  • 公立への未練: 「公立なら無料だし、仲良い友達もいる。そこで揉まれるのも経験では?」という迷い。

何度も「やっぱりやめようか」と夫に相談しましたし、夜中に一人でネットの掲示板を見てはため息をついていました。


最後に:あの日、震える手で塾の申込書を書いた私へ伝えたいこと

そんな葛藤だらけだった当時の私に、今の私が声をかけるなら、迷わずこう言います。 「大丈夫、その迷いは全部、息子を想っている証拠だよ」と。

今、部活に励み、新しい友達と笑い合っている中1の息子。 あの時、「授業中に廊下に出たい」と言っていた彼が、今は「学校が楽しい!」と毎日意気揚々と出かけていく。その姿を見ていると、あの時の決断、そして必死に捻出した塾代も(笑)、間違いじゃなかったと心から思えます。

もし今、あなたが同じように「お金も不安だし、子どもも可哀想かも…」と悩んでいるなら。 一度立ち止まって、「数年後、お子さんがどんな表情で学校に通っていてほしいか」だけを想像してみてください。

小5の2月(新小6)からのスタートだって、親の切実な危機感から始まった受験だっていいんです。悩み抜いて出した結論なら、公立・私立どちらを選んだとしても、それはお子さんにとっての「正解」になります。

その一歩が、数年後の「最高の笑顔」に繋がることを、私は心から応援しています!

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