2025年1月、わが家の中学受験は本番を迎えました。 あれからもう、1年。今でもあの朝のピリッとした空気、車内の温度、息子の表情ははっきりと思い出せます。
「いよいよ本番」と緊張している私とは対照的に、どこか落ち着いて見えた息子。 午前・午後のダブル受験というハードな一日を、家族3人でどう乗り切ったのか。戦略的に「いつも通り」を貫いたわが家の記録です。
朝食はパンと牛乳、そして「いつも通り」の手作り弁当
当日の朝食は、重くならないよう軽めのパンと牛乳を用意しました。 そしてお昼は、いつも塾に持たせている「いつものお弁当」です。
「今日は勝負の日だから!」と豪華なメニューにしたい気持ちもありましたが、塾の先生からも「当日は食べ慣れたものを」というアドバイスがありました。
特別なご馳走よりも、見慣れたおかず。 それが、非日常の緊張感の中に「いつもの安心感」を作ってくれる最大のスイッチになると信じていました。
会場入りの前に「駐車場で待機」した切実な理由
学校へは少し早めに到着するように車を出しましたが、すぐには会場に入りませんでした。 近くのスーパーやコンビニの駐車場で、しばらく待機。
その理由は、ズバリ「トイレのため」です(笑)。
息子は模試の際によく「途中でお腹が痛くなった」と言っていました。本番で余計な不安を抱えず、100%テストに集中させてあげたい。 会場入りする直前に一度トイレを済ませるという「小さな配慮」が、本人の落ち着きに直結しました。
塾の先生からの電話。わが家だけの「心強いエール」
当日の朝、塾の先生に電話で連絡を入れました。 わが家は集団塾に通っていましたが、その中学を第一志望にしていたのは、息子一人だけ。
会場前では他の塾の先生たちが何人も並んで生徒を見送っていましたが、うちは電話での応援。でも、それがかえって特別感を生みました。 「いつも通りで大丈夫」「落ち着いていっておいで」 先生からの温かい言葉に、息子の顔にも自然と笑顔が戻りました。
午前の緊張をリセット。家族3人、車内のお弁当タイム
午前の試験を終えて戻ってきた息子は、緊張のピークを越えたのか、どこかホッとした表情をしていました。
午後の試験までの時間は、夫が運転する車の中で過ごしました。 学校の食堂も解放されていましたが、あえて「家族3人だけの車内」を選び、リクエスト通りのお肉が入ったお弁当を食べました。
周りの受験生が目に入らないプライベートな空間で、父と母に囲まれて食べるいつもの味。 この「家庭の延長線上」のようなリセット時間があったからこそ、午後の試験にも前向きな気持ちで向かうことができたのだと思います。
塾のカリキュラムと、親の役割
本番を終えて改めて感じたのは、塾のカリキュラムの凄さです。 時間配分の戦略や、緊張への慣れ、持ち物チェックの徹底。塾で積み上げてきた経験が、当日の一番の支えになっていました。
「今の学校よりもっと広い世界を見てみたい」という息子の小さな一言から始まった、わが家の挑戦。 塾を活用しつつ、家庭のペースを守って進めた結果、塾代も150万円ほど浮かせることができましたが、何よりの収穫はこの「本番当日」を家族でやり切った達成感です。
親にできることは「環境を整えること」だけ
中学受験当日の朝、親にできることは限られています。 でも、「いつも通り」の雰囲気を作ること。 子どもが余計な心配をせずに済む環境(車やトイレの配慮)を用意すること。
これこそが、親にしかできない究極のサポートだと確信しています。 1年経った今、あの日のことを振り返りながら、これから受験を迎えるご家庭の皆さんが、少しでも穏やかな気持ちで当日を迎えられるよう願っています。
🌸 1年経って思う「合格のその先」のこと
無事に当日を乗り切り、合格を手にした後に待っているのは、新しい生活へのワクワクと……想像以上の「準備」の忙しさでした。 わが家が合格後に直面した「お金の現実」について参考になれば嬉しいです。
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